■果物は健康の源

第2回 ベリー類は記憶力低下を抑制

アメリカ、ワシントン州立大学とUSDA(アメリカ農務省)の研究者らは、エビデンス(科学的証拠)をもとにブルーベリー、ブラックベリーなどのベリー類が記憶力低下を防ぐなど明かとなっている健康効果について「農芸・食品化学雑誌(J. Agric. Food Chem. (2012) )」に報告しています。この報告では、臨床試験だけでなく、試験管実験、動物実験で明らかにされた成果もエビデンスとしています。

 

 ベリー類の果実は豊富な抗酸化物質を含んでいるので、フリーラジカルによる細胞障害を防ぐ効果や、脳内の神経回路に直接働きかけて記憶力の低下を防ぐ作用が明かとなっていることや、脳内の炎症反応が抑えられ神経にダメージが与えられるのを防ぐ作用もあることが分かりました。

 

 今後、こうした効果が、単一の化合物によるものなのか、組み合わせによるものかを検討していきたいと研究者らは述べています。

 

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