■果物は健康の源

第1回 ブルーベリーは2型糖尿病リスクを下げる

 アメリカ、ハーバード大学の研究チームは、アントシアニンを多く含むブルーベリーなどを多く摂取していると2型糖尿病のリスクが低いと、「アメリカ臨床栄養学雑誌(Am. J. Clin. Nutr. (2012))」に発表しました。

 

 アメリカで行われている大規模な疫学研究である看護師健康調査に参加している女性(159,559人)と、医療職追跡調査に参加している男性(41,334人)を対象に調査が行われました。

 

 2型糖尿病の発症リスクに関連付けられているフラボノール、フラボン、フラバノン、フラバン-3 -オール、アントシアニンについて発症リスクとの関連が解析されました。

 

 その結果、アントシアニンの摂取量が多かった人では、2型糖尿病の発症リスクが有意に低下していました。特に、ブルーベリーを週2サービング以上摂取していた人は,1サービング以下の人と比べて発症リスクが低いことが分かりました。しかし、他のフラボノイド類と2型糖尿病との間にはリスク低下効果は認められませんでした。

 

 以上の研究結果から、研究者らは、アントシアニンが豊富なブルーベリーなどは、2型糖尿病の発症リスクの低減に役立つと考えています。

 

注)1サービングとは握り拳1個分のことです。

 

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